おコメ博士の闇米日記

日本農業(特におコメ)について考えるブログです。

「冷やし中華」・・・じゃなかった、「田舎暮らし」はじめました。

久しぶりの更新。おコメ博士です。

 

さて、日本農業をグローバルな目線で考えようというコンセプトで開始した本ブログですが、これからは「田舎暮らし」もテーマにふんだんに取り入れてく所存です。というのも、実はここ4月から日本のとある田舎に移り住むことになって、誰かに伝えたい新鮮な事件が日々起きているからです。

なにせ世帯数50?くらいの山間部の小さな集落。

既に猿!キジ!犬!ぜんぶ見つけました。あとはいつでも鬼ヶ島に鬼退治に行くことができますよ。

 

小屋のような家?家のような小屋?

さてさて、そもそも住み始めた家なんですが、ホントに昭和のむかーしの家(小屋といった方が適切?)という感じ。

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ここ数日は割と暖かめだったんですが、今日なんか超さみーです。家の中で吐息が白いくらいね。

 

まぁ、

コップ半分の水を見て、ポジティブな人はまだ半分もあると考え、ネガティブな人はもう半分しかないと考える。

という例えがありますが、この家に置き換えて言えば

家だと思えば不十分だが、小屋だと思えば十分すぎる。

といった所でしょうか。

ポジティブにやってく所存です。

 

ガス万歳!

引っ越してすぐガスの元栓を開ければゴーとガスコンロに火がつくのが当たり前の昨今ですが、数年人が住んでいなかった小屋のような家に住むとなると、事情は大きく違います。

LPガスタンクを設置してもらって、ガスチューブをつないで、ガスコンロを買ってきて…これでイケると思ったらガス管内に蜘蛛の巣が張っていて詰まり気味。火がチョロチョロ。ガスのおっさんもう一回カモン!と翌日まで持ち越しで…

なんとか着火!

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この達成感たるや!みなさん、ガスはありがたいもんですよ。。。

 

お湯万歳!

ガスが出ても給湯器がなかったので数日は冷え冷えの水で食器を洗ってたり。ですがようやくリサイクルショップで1万2800円の給湯器を購入!

これでデカ目のボタンを押せば着火してすぐにお湯が出てくるという奇跡。

いちいちヤカンでお湯を沸かさなくて済むなぁ。昔の人もお湯が出た時は喜んだだろうなぁ。お湯、万歳です。

 

風呂を私は諦めない

ここからはやや衝撃的な画像が出るので心臓が弱い方は要注意です。(冗談)

そもそも母屋が小屋のような造りのくせに、生意気にもこの母屋は「離れ」のような小屋も持っており。

そこにはこんな風呂がある訳ですね。

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いやぁ、キレイ好きなうちの母が見たら頭を抱えるだろうなぁ〜

と言っても、外に設置されてある給湯器の配管に穴が開いてて、しかも水道管からも水が漏れてて、とても使えない状態。なんで風呂は近くの温泉に通うってことで話が収まりつつあったのですが、実はまだ諦めてなかったりします。

いや、ここ下コンクリだし浴槽もまだ使えるはずなんで、ちゃんと掃除して設備整えれば化けると思うんですよね。冬は寒さで厳しいにしても、夏はアリ。と思っています。幸運にも田舎暮らしの先輩が給湯器の修理にトライしてみてくれるとのことなので、しぶとく食らいついていく所存。東南アジアを色々とまわったりしたお陰でしぶとくなった感あります。インドの安宿シャワーとかまぁこれよりヒドいですからね。風呂が使えると生活レベルがあがるなぁ〜(常にインドと比較することにしてます笑)

 

洗濯機の再稼働賛成!

佐賀の玄海原発の再稼働で配管トラブル!と慌ただしい昨今の日本ですが、こちらの田舎でも、洗濯機の再稼働で配管トラブル、水漏れプシャーで色々と部品を買いに走りにいきテンヤワンヤです。

なんせ水道管がおそらく凍結破損で水漏れ多数なので、やられてる管は外し、出来るだけシンプルな作りにしようと。

で、最終的にこんな配管になりました。

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うーん。実にシンプル笑

で、今ここと洗濯機つなげるホースを設置中なんですが、アダプターの設置がピッタシ決まらず断念中。水が冷たくて…

でも理屈的にはあと少しで洗濯機が再稼働します。早く服を洗いたいのでね…

 

という訳で、ブログテーマに田舎暮らしを取り入れようとした理由は感じてもらえたでしょうか?とにかく色んなことが起こるもので。これからも時間できたらチョクチョク近況アップロードしようと思ってるので、友人知人そして関係者の皆さんも生存確認の際はこのブログを。

 

[買ったものリスト@リサイクルショップ]

ガスコンロ  2980

給湯器  12800

冷蔵庫  8910

リサイクルショップには「ホントいつもお世話になっております!」的な感じで頭があがりません。足を向けて寝ないようにします。

 

 

遂にスマホで水管理の時代?続編

 前回こんな記事を書きました。

www.mroneofthem.work

これまでかなりの労力を使っていた稲作の水管理を、センサーと情報通信の技術を導入して遠隔操作できるようになりそうだ、というお話。 リモートですよ。リモート。

 

で、今回はその続編、実際にその商品が販売されましたよ、というお話です。

www.naro.affrc.go.jp

これで初めて知ったんですけど、クボタケミックスというクボタの子会社がありまして。元々は塩ビ管などの農業資材を扱っているようなのですが、SIP2次世代農林水産業創造技術なる堅苦しいバックアップをお国からもらいつつ、農業・食品産業技術総合研究機構との共同研究でこの新商品の開発を行ってきた訳なのです。

商品名、その名も「WATARAS」

Water for Agriculture, Remote Actuated Systemの略だとか。

水をわたらせる、ってことにもかけてるんでしょうね。

 

前回の記事では予想価格など紹介したので、今回はもすこし実際の機械について見てみます。

水田の給水口と排水口に設置するアクチュエータなるものは、こんな風に太陽光発電と内臓バッテリーのみで稼働するため電源が要らないってのはかなりいいトコロ。水田で電源を用意するのは厄介ですからね。

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それでもって、主な既設給水バルブに後付けで設置することができるようなので、大規模な設置工事が要らないようです。

といっても給水バルブにも色んなタイプがありますから、どんな形状までOKなんでしょうかね。気になるトコロ。

 

いやぁしかし、給水時間設定によって朝でも夜でも灌漑が出来るとなれば、これまでの人間の生活リズムに縛られていた水管理はかなり次のステージに移ることになりますねぇ。

大袈裟かもしれないですけど、農業史的にも重要な一歩になるかもしれません。

だって、稲作において重要な水管理を遠隔でやるようになるなんてこれまでは有り得なかった訳ですからね。ましてや水温もわかるわけだし。

 

あとは実用的にどうか、という感じ。

やっぱり水っていう重要なものをデータ通信に頼っていることが不安だから、おそるおそる、スマホみたり田んぼ行ったり、という慌ただしい感じに最初はなるでしょうが、ある程度の信用が固まったらそれこそスマートになっていくのでしょうね。

ある程度現場で信用され、評判が広まり、大量生産型になれば値段もかなり下げられるでしょうし。

この技術は、去年の農業技術10大ニュースに選ばれたんですけど、個人的にはこの中でナンバー1の期待度です。かなり現場イメージが湧きますからね。

「2017年農業技術10大ニュース」の選定について:農林水産技術会議

 

さて、で、気になる今後のスケジュールですが、クボタケミックスの発表ではこんな感じになっております。

【先行販売受付開始】 平成30 年3 月
【先行販売開始】 平成30 年4 月初旬
【本格販売開始】 平成31 年1 月予定
【設計積算価格】 平成30 年末までに最終決定予定

 

という訳で、ここ2~3年でどれだけ実証例と評判が固まってくるか、というトコロ。

レビューできるならレビューしたいですね。

いずれにせよ、労力を下げるこういったテクノロジーが今後重要になってくると思うので、チェックしていきたいと思っておる昨今でした。